生産性映像のビジネスビデオ教材
タイトル
ケーススタディ
監修
全4巻セット価格
付属
本教材の特色
組織の目標を達成するために、上司は部下に対して「戦略面・技術面」での支援はもちろんのこと、
「動機づけ」や「改善のための指示・対決」など「心理面」への支援も同時に行わなければなりません。
そのためには日常の中で、部下との適切な対話能力(コミュニケーション能力)が重要なポイントとなってきます。
しかし、これらの能力は研修において理論的なことを学習しても、実践は難しいものです。演習を繰り返し行い、
体験を通して学習していくことが必要なのです。実際、様々な対話演習が行われていますが、その多くは上司役・部下役ともに同じ情報が与えられており、
既に相手役の考えていることがほぼ分かっている状態での演習です。
このような演習で、実際の部下の心理を把握することができるでしょうか?
生産性本部で実施している企業内教育では、対話演習における相手役の心理面が事前に上司役にわかることなく実施しており、
相手役の心理面を理解するための対話訓練として、数多くの高い評価をいただいております。
本シリーズは、管理者教育(主に目標による管理研修など)において対話演習が即実践できるよう、ビデオ教材化したものです。
第1巻 ケース演習のポイントと進め方
品番 VJ409D
時間 18分
部下支援に必要な対話演習を行う際の、進め方や演習のポイントを解説した教材です。
受講生の方々が直接本ビデオをご覧になるだけで、演習の進め方が理解できます。
インストラクターはマニュアルにしたがって、 補足説明を行うだけで即演習が実施可能となります。
第2巻 支援ケース 上司編
品番 VJ410D
時間 35分
演習における上司役の方がご覧になる、上司役の方にしか分からない情報を提供するのためのビデオ教材です。
全部で3ケースあります。 演習における主なテーマは「部下の嫉妬心」「自己主張できない部下」「年長者への対応」となります。
●ケース1:「依頼拒否」の内容
●ケース2:「忙しい理由」の内容
●ケース3:「年上の部下」の内容
第3巻 支援ケース 部下編
品番 VJ411D
時間 35分
演習における部下役の方がご覧になる、部下役の方にしか分からない情報を提供するのためのビデオ教材です。
全部で3ケースあります。 主に上司からは見えない部分の行動や心理面の動きを情報として表現しています。
主な部下心理として「上司への不満」「担当変更」「嫉妬心」「押し付け」「評価への不安」「上司への甘え」「かっこつけ」などがあります。
●ケース1:「依頼拒否」の内容
●ケース2:「忙しい理由」の内容
●ケース3:「年上の部下」の内容
第4巻 支援ケース 解説編
品番 VJ412D
時間 40分
演習後にご覧いただく3ケースの解説となります。 この演習には正解はありません。
部下役の対応によって、上司役に求められる対応が変わるからです。 しかし、上司として注意しなければならないポイントは多々ありますので、
本解説編では部下との対話における重要なポイントを、 ケースにあわせて解説していきます。
各ケースの演習後または全ケース演習の終了後に全員でご覧いただく教材です。
【ケース1】 依頼拒否
上司編
上司役は営業2課の武田課長です。
今期の目標面接において真田君の担当地区をA地区からD地区に変更しました。 真田君の先輩社員諏訪君にA地区を担当させ、
新規開拓が難しいD地区を優秀な営業マン真田君に担当させて目標達成を図るとともに、 真田君・諏訪君の能力開発を目指したものでした。
真田君は一生懸命D地区の新規顧客獲得に取り組んでいます。しかし、諏訪君の担当したA地区にトラブルが発生します。
前任の真田君のヘルプが必要になったため、武田課長は、真田君を呼び諏訪君のヘルプを依頼するのですが・・
部下編
部下役は優秀な営業マン真田君です。
今期の目標面接において、担当地区をA地区からD地区に変更されます。 一応納得はしたのですが、自分が努力してきたA地区を、
先輩社員の諏訪君が担当することになったことが気に入りません。 真田君は諏訪君のことを低く評価していますが、武田課長は諏訪君を高く評価しているようです。
新しい担当地区のD地区は難しいながらも、一生懸命取り組み順調にいっています。 時折、諏訪君のことが気になりますが、苦労しているのを見ると
「ざまみろ」という感情が沸き起こってきてしまいます。
そんなある日、課長から諏訪君のヘルプを依頼されます。
【ケース2】 忙しい理由
上司編
上司役は営業2課の武田課長です。
部下の能力開発を真剣に考えている課長は、営業2年目の北条君に、大型顧客の担当をさせてみます。 北条君と同行訪問した課長は、
1週間後に提出する企画書を北条君に任せることにしました。 本来の業務であるイベント業務をこなしながら、北条君は企画書作成に取りかかっているようですが、
何も報告がないので、多少不安になります。 提出日前日に北条君に進捗状況を質問した課長は、意外な返事に驚きます。
「忙しくて何もやっていません」
部下編
部下役は多少気が弱い営業マン北条君です。
イベント企画・運営の業務を無難にこなしていましたが、突然課長から大手顧客の担当を命じられます。
更に1週間後に提出する企画書の作成も指示されてしまいます。 イベント業務が忙しいため断りたかったのですが、
課長の評価を恐れるあまり、嫌々引き受けてしまいます。 当然やる気も出てきません。企画書作成を後回しにしていくうちに、
とうとう前日になってしまいました。 提出は明日です。しかし、北条君にはこんな気持ちがあったのです。
「どうせ最終的には課長が助けてくれるさ」
【ケース3】 年下の部下
上司編
上司役は営業2課の武田課長です。
部下の佐竹さんは、自分より年長者であり、若い課員たちからの人望も厚いベテラン営業マンです。 しかし、ルールで定められた「営業報告書」の提出を守っていません。
年上ということもあるため、課長は佐竹さんに対して注意することを躊躇してしまいます。 タイミングを狙っているうちに、
とうとう提出のルールを若手課員たちも守らなくなるようになりました。 佐竹さんの影響が出始めたのです。
ついに重い腰をあげた課長は佐竹さんにルールを守るよう、注意することにしました。
部下編
部下役は調子のいいベテラン営業マン佐竹さんです。佐竹さんは課長よりも年長者であるため、多少課長を甘くみている部分があります。
後輩の面倒見が良いため、若手課員からは頼られており影響力もあります。 そんな佐竹さんにも悩みがあります。ルールで定められた「営業報告書」の
提出を守っていないことです。 単に面倒くさいだけという理由で書かなかったのですが、課長から何も注意を受けていないため、徐々に自分を正当化するようになり、
後輩に対しても報告書の批判をするようになってしまいました。
しかし、とうとう課長から注意を受けてしまいました。
tel 03-3511-4034 fax 03-3511-4073
mail Media.Info@jpc-net.jp