生産性映像のビジネスビデオ教材

タイトル
指導・育成 問題編・解答編

監修

楠田 丘

品番

VJ167

時間

問題編20分 / 解答編17分

価格

77,000円(70,000円+税10%)

被考課者

被考課者:J−3級 1名(男性)/S−5級 1名(男性)

本教材の特色

@無計画でまだまだ指導を要する「若手社員」と、仕事熱心な「先輩社員」の2人を考課。
A成績考課と情意考課にウエイトを置き、ル−ルを理解しエラ−を起こさないポイントを説明。
B中間指導職能、あるいは管理職能の方々が下位等級者に対してどのように指導育成をはかるべきか、 中間項によって影響を受けた場合はどのように考課するかを考えていただく教材。



あらすじ

被考課者の高井君、阿部君は石油会社の関連企業の販売促進課に所属しています。高井君はJ−3級のジュニアクラス、阿部君はS−5級の中堅クラスです。

  上司の本田課長は高井君に販促キャンペ−ン資料を命じていましたが、納期に関して高井君は十分に理解していませんでした。 期日も迫っていたので本田課長は今週の金曜日の午後一番までに、販促キャンペ−ン資料の半分を高井君に作成させ、 残り半分は先輩の阿部君に手伝ってもらうことにしたのです。

高井君は重い腰をあげ、販促キャンペ−ン資料作成に取り組みますが、なかなか仕事が進みません。 そんなある日課長より内容が命じたものとは違うと叱責されてしまいます。

一方阿部君は課長から高井君の指導も頼まれていたので、親身になって援助をするのですが、高井君は相変わらず無計画のままです。 結局高井君が担当する仕事の3分の1も阿部君が手助けすることでなんとか納期に間に合わせることができたのです。

この高井君、阿部君をどのように評価したら良いでしょうか。




具体的行動事実と評価例 【高井くんの場合】

1.販促キャンペ−ン資料作成は本来先週末が納期だったが、高井君は思い違いをしていた。
→「責任性B」

2.販促キャンペ−ン資料の半分を「申し分なく」完璧に作成するよう命じられ、その成果は申し分ない出来だと課長に評価された。
→「成績考課B」「能力NA」

3.無計画に仕事を行い、途中課長より叱責を受けた。
→「責任性C」

4.急ぎの仕事を抱えながら、私用電話をしたり女子社員とムダ話をしていた。
→ 「規律性C」

5.自分の担当分の販促キャンペ−ン資料を納期前夜の木曜日に残業をして、しかも阿部君に3分の1手伝ってもらったが、納期までには仕上げた。 課長より若干の手直しだけで十分使えると評価。
→「成績考課B」「責任性B」「能力NA」


具体的行動事実と評価例 【阿部くんの場合】

1.課長より高井君の仕事を手伝ってくれと言われた時、忙しいにもかかわらず快く引きうけた。
→「協調性B」

2.高井君に積極的に声をかけ指導するよう命じられ、忙しいにもかかわらず高井君をよく指導し、高井君の分担の仕事の3分の1も手伝った。
→「成績考課B」「責任性A」「指導力B」


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