生産性映像のビジネスビデオ教材




タイトル

ライバル 問題編・解答編

 

監修

楠田 丘

品番

VJ375D(DVD)

時間

問題編25分/解答編45分

価格

110,000円(100,000円+税10%)

付属

マニュアルテキスト

被考課者

被考課者:S−4級 2名(男性)

本教材の特色

@ 考課者訓練初級レベルの内容
A 相対考課に陥りやすい人物設定
B 結果は成績考課でありのまま評価し、状況変化への対応は情意考課,能力考課で評価するという人事考課の仕組みを理解していただく。 C 西本君の成績考課はチャレンジ加点。



あらすじ


被考課者の江川君と西本君はJS損害保険城南支店営業課に所属しています。等級はS−4級、年齢は28才です。

2人の営業スタイルは正反対です。江川君は企画・提案が得意な反面、周囲への配慮に欠けています。一方、西本君はフットワークが軽く、代理店への配慮も十分ですが、提案営業は苦手です。

ある月の期待目標として藤田課長より江川君は売上高1,500万円、西本君は売上高1,600万円と設定されました。代理店の担当替えがあり、江川君は西本君がこれまで担当だった近藤代理店を引き継ぎました。一方西本君は近藤代理店1社減りましたが、売上高は据え置かれました。
この会社でS−4級の期待レベルは売上高1,500万円ですので、西本君の売上目標はチャレンジレベルといえます。

主な行動として江川君は、「代理店を怒らせる」「マニュアル作成の申し出」「同僚の手伝いをしなかった」「営業日誌の記述不十分」「売上目標達成」

西本君の主な行動は、「代理店の引継」「代理店への配慮」「同僚を手伝う」「大口顧客を他社にとられる」「売上目標未達成(今一歩)」




具体的行動事実と評価例 【江川君の場合】

1.近藤代理店の収支明細書作成を断ったため、代理店よりクレームを受け、課長から代理店への接し方を注意された。
→「責任性C」「折衝力C」

2.大沢代理店よりポケコン(ポケットコンピューター)の説明書が難しいと聞き、課長にわかりやすいマニュアル作成を申し出た。 完成したマニュアルはわかりやすいと評判で、数件の代理店のポケコン導入に結びついた。
→「積極性A」「知識A」「企画力A」

3.西本君より残業していた土井さんの仕事を手伝うよう言われたが、自分の仕事で手一杯と手伝わなかった。
→「評価しない」

4.営業日誌の書き方が不十分だと課長から注意を受けた。江川君は営業日誌よりも営業そのものが重要だと反論した。
→「責任性C」「判断力C」

5.目標1,500万円を達成した。
→「成績B」


具体的行動事実と評価例 【西本君の場合】

1.江川君に近藤代理店の資料を渡し、引き継ぎを行おうとした。
→「責任性B」

2.重要な三村代理店のため、事故処理が迅速かつ円滑に進むよう配慮した。
→「責任性B」「判断力B」

3.残業していた土井さんの仕事を手伝った。
→「協調性B」

4.高田代理店が大口顧客のJPC工業の契約を他社に切り替えてしまった。 その原因として西本君の企画が一般的で、JPC工業の事情をよく調べていなかったからであった。
→「責任性C」「企画力C」

5.目標1,600万円に対し、1,500万円だった。
→「成績C→B」 



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