生産性映像のビジネスビデオ教材




タイトル

緊急指示(事務部門編) 問題編・解答編
 

監修

楠田 丘

品番

VJ297D(DVD)

価格

70,000円(70,000円+税10%)

時間

問題編16分 解答編48分

被考課者

J−3級 2名(男性)

本教材の特色

@情意考課にウェイトを置き、情意考課とはどのようなものかを学んでいただく作品。
A対称的に性格の違う2人(同等級)を被考課者とし、相対考課に陥りがちな場面を設定。
B上司としての、職務基準設定の重要性等の問題を考えます。
C部下の「残業命令拒否」をどうのように考課したら良いか。



あらすじ

営業部で活躍する荻原君(J−3級 24才)、河野君(J−3級24才)の二人がこのケ−ススタディの主人公です。 急遽、翌日行われる全国販売会議へ提出する全国特約店・売上げデ−タの一部修正と集計作業が生じたことからこのケ−スは始まります。

『今日中に修正した累積集計を提出するように』と課長は2人に命令します。多少、雑な面もありますが、仕事の手際の良い荻原君は どんどん業務を処理していきますが、非常に仕事が丁寧な河野君は、今一つ進み具合が遅れ気味です。昼休み、荻原君はふさぎこみがちな河野君に対し、 『今度の休みの日に、みんなで遊びに行こう!』と誘いますが、河野君は『寝ている方がいい』と断ります。午後、あいかわらず、 河野君はマイペースで業務を処理していきます。心配した課長は、何度も様子を見にきますが、河野君は『大丈夫です』と答えます。

定時までに完成した荻原君でしたが、内容にミスが多いため残業してミスを修正することを課長に申し出ます。

一方、定時までに完成できなかった河野君に対して、課長は残業の依頼をしますが河野君は約束のため残業を拒否し、 業務を残したまま退社しようとします。課長と河野君のやり取りを見ていた荻原君は、「河野君の業務は自分がやります」と、 申し出たため、無事に全国特約店・売上げデ−タの修正・累積集計は本日中に完成したのです。



具体的行動事実と評価例 【萩原君の場合】

1.全国特約店・売上げデ−タの一部修正と集計作業を定時までに終らせた。
→成績考課(仕事の量)「A」 「知識B」

2.全国特約店・売上げデ−タの一部修正と集計作業に少々ミスがあった。
→成績考課(仕事の質)「C」

3.課長より、デ−タの一部修正と集計を今日中に提出するように指示された時、返事をした。
→「規律性B」

4.集計作業のミスに関して、「残業をして再点検をしたい」と課長に残業を申し出た。
→「責任性BorA」

5.河野君の残りの仕事も引き受けると申し出た。
→「協調性A」「判断力B」
具体的行動事実と評価例 【河野君の場合】

1.全国特約店・売上げデ−タの一部修正と集計作業を定時までに終らなかった。
→成績考課(仕事の量)「B」

2.全国特約店・売上げデ−タの一部修正と集計作業を正確に処理した。
→成績考課(仕事の質)「B」「知識B」「判断力B」

3.課長より、デ−タの一部修正と集計を今日中に提出するように指示された時、返事をしなかった。
→「規律性C」

4.荻原君より休日に遊びに行こうと誘われたが、断った。
→「考課しない」

5.課長の残業依頼を大切な私用があると言い、拒否した。
→「考課しない」

6.定時までに間に合いそうになかったのに、事前に課長に連絡しなかった。
→「責任性D」「判断力C」


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