生産性映像のビジネスビデオ教材




タイトル

ケーススタディ 正しく聞いて正しく伝える

 

企画・制作

日本生産性本部 建設安全教材開発委員会

対象

全産業向け・第一線監督者(職長・班長)教育

制作

2000年5月

品番

VJ399D

価格

99,000円(90,000円+税10%)

本教材の特色

本教材の学習テーマは「正しい情報を部下に正しく伝える」ことです。
指示や命令などは、あらゆる場面で情報として第一線監督者(職長や班長)に与えられ、 第一線監督者は自分の部下にその情報を正しく伝達していかなければなりません。 特に安全に関わる情報は正確さが要求されてきます。 そのためにも第一線監督者の方々は次の4点に注意しなければなりません。

  @自分が正しく情報を理解すること
  A相手に正しく情報を伝えること
  B相手が理解できるように伝えること
  C相手が正しく理解したか確認すること

以上の4点を、本ビデオ教材では全4話のケーススタディとして構成されています。 問題編のドラマをご覧いただき、主人公・早見職長の対応のどこに問題があったのか、 またどうすれば良かったのかを考えていただく教材です。
本教材は4話構成になっており、それぞれ問題編(ドラマ)解答編(解説)に分かれています。 4話ごとにテーマが設定されていますので、本ビデオで4回の研修実施が可能となります。 様々な研修プログラムに合わせた「研修シート」、インストラクター用マニュアルが付属しております。



第1話 危険予知
テーマ
自分が正しく情報を理解すること(自分がまず理解)

時間
問題編9分/解答編9分

問題編の内容

職長が得た情報を自分自身が理解していなかったために部下へも正しい内容を伝達できませんでした。 そのために部下が災害を起こしてしまいました。

学習のポイント
@自分が理解すること
A相手の話を興味・関心を持って真剣に聞くこと
B分からない点、理解できない点は勇気を持って質問して教えてもらうこと
※思いこみに左右されないこと「こんなことを聞いたら恥ずかしい」



第2話 あせり
テーマ
正しく話(情報)を伝えること(事実を伝える)


時間
問題編7分/解答編10分

問題編の内容
情報を自分の解釈・価値観でとらえたため、職長は部下に正しく伝達できませんでした。 そのため部下の心理面にあせりが生じ、災害を発生させてしまったのです。

学習のポイント
@事実を伝える
A朝礼での安全上の注意などには耳を傾け、作業指示に活かすこと
B部下の意見に耳を傾けること
※思いこみに左右されないこと「がんばればなんとかできるだろう」


第3話 脚立
テーマ
部下に正しく情報を伝えること(部下が理解し納得できるように伝える)


時間
問題編7分/解答編9分

問題編の内容
指示命令に対する部下の不満や疑問を解決しなかったために、部下がルール違反の作業をしてしまいました。 そのために部下が災害を起こしてしまいました。

学習のポイント
@指示を押し付けず理由も分かるように説明する
A部下の質問には相手が納得するように答える
B部下を怒鳴った場合は理由を説明し、どうして欲しいか話す


第4話 危険箇所
テーマ
部下が正しく理解したか確認すること(具体的な伝達・理解の確認)


時間
問題編5分/解答編8分

問題編の内容
職長が得た情報を部下が正しく理解したのか確認しなかったために、部下へ正しい内容を伝達できませんでした。 そのために部下が災害を起こしてしまいました。


学習のポイント
@指示は相手に分かる言葉と方法で具体的に伝える
Aあいまいな言い方で指示しない
B指示を確実に理解したか質問して確かめる



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